Annaの温泉探訪記

だいちのエネルギーがわきいづるおゆをもとめて

【山形県】白布温泉 中屋別館不動閣

含硫黄-カルシウム-硫酸塩温泉
pH7.8 
源泉名 白布第1号・第2号・第3号源泉
源泉温度 56.8℃
自然湧出 1,300ℓ/分
溶存物質 1,244mg/kg
メタケイ酸  106㎎
アルカリ性低張性高温泉
源泉かけ流し(加水あり)

泉質 ★★★☆☆
建物·ロケーション ★★★★☆
(★はあくまでAnnaの好みかどうかです)

吾妻山北西部に位置し、奥州三高湯の一つに数えられる白布温泉。開湯は1312年。
白布の名の由来はアイヌ語で「霧氷のできる場所=シラブ」という意味からきているそうです。米沢市から途中、小野川温泉郷を過ぎ、福島県裏磐梯方面へ抜ける県道2号線をずーっと行くと白布温泉に辿り着きます。

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中屋別館不動閣さんは、オリンピック風呂の名前の20mぐらいはあるほそながーい内湯が有名。浴槽内部、窓側についた細いパイプからドバドバとお湯が出ております。
また、白い湯の花がこれでもかというぐらい大量に舞っており、感激。
オリンピック風呂の浴槽と床は信楽焼の陶器だそう。
また、浴室をはじめ脱衣室や廊下は温泉の排湯を使った床暖房になっているそうです。
温かくて乾いていて清潔でいいなあと思ったら、そういうことなんですね~!

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下の画像は露天風呂。
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大浴場・露天から見える外の渓谷の景色が素晴らしい!
私たちが行ったときはあまり人がおらず、ゆっくり静かな温泉時間を楽しめました。
夏場も素敵なんだろうな~~。
湯上りの肌は、カルシウム多めの硫酸塩温泉(石膏泉)しっとりというより、表面サラサラ~~といった感じです。

不動閣さんは、温泉だけでなく、昭和にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気の館内が本当に素敵です。歴史を感じますね~~。
昔はこちら囲碁本因坊戦が行われたことがあったそうです。
玄関正面の囲炉裏のお部屋はおばあちゃんちのような居心地の良さ。

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下の画像のお部屋もまたすごくレトロ!かわいい!

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そして何より、お宿の人のおもてなし、温かさを感じる良きお宿でした。
今度は是非泊まってみたいです~。

◇中屋別館 不動閣
〒992-1472 山形県米沢市 大字関1514
https://www.fudokaku.com/

日帰り入浴 500円 13時~16時(16時までに退館)